【日韓トンネル】九州の3箇所で掘り進められている!?穴の場所は何処!?

『日韓トンネル』について、個人的には荒唐無稽の話のように受け止めていましたが、

実は、

冗談ではなく現実に進められているプロジェクトだそうです(すでに掘り始めている!)

調べれば調べるほどヤバい感じがしますので簡単にまとめておきます。

目次

日韓海底トンネル構想の概要

壱岐新聞

日本の佐賀県唐津~韓国釜山につながる海底トンネルとして構想されています。

具体的には?

日韓トンネルのルート

  • 佐賀県唐津
  • 長崎県の壱岐
  • 長崎県の対馬
  • 韓国の巨済島
  • 韓国の釜山

というルートが計画されています。

日韓トンネルの全長

全長約230Kmという長大なトンネルで、自動車道として検討されているそうです(新幹線をという提言もあり)

  • スイスのゴッタルドベーストンネルが57Km(鉄道専用)
  • 青函トンネルが53Km(鉄道専用)
  • 英仏海峡ユーロトンネルが49Km(鉄道専用)

日韓トンネルの総工費

費用は約10兆円です(工期約15年)

ちなみに国の許可はおりていません・・・。

日韓トンネルは、いつから穴が掘り始められてる?

驚くべきことに、日韓トンネルはすでに掘り始められています(調査目的)

しかも、韓国側ではなく、日本側から試掘が始まっています。

すでに、九州の3箇所で掘り始められていて、約600m程度掘り進められている場所(唐津)もあります。

これまでに100億円以上の投資がなされているとのこと・・・

個人的には、国の許可がおりていないのにそのお金どこから?と考えてしまいます。

日韓トンネルは、どこで掘り始めている?

日韓トンネルは、すでに日本国内の3箇所(九州)で試掘がはじまっています。

①長崎県対馬の日韓トンネル斜坑の場所

韓国から50Kmの距離しかない「対馬」に試掘している「斜坑」があります。

対馬からは肉眼で韓国が見えます。

対馬では、地元の人も近づかない山奥に広大な土地が取得され斜坑が試掘されています。

一番はやくから掘り始めているトンネルは、なんと35年前の1987年から工事が開始されています。

その場所はこちらです。

②佐賀県唐津の日韓トンネル斜坑の場所

また、佐賀県の唐津にも日韓トンネルの斜坑があります。

40万平方メートルの土地が取得されています。

こちらは豊臣秀吉ゆかりの名護屋城跡など観光名所にも近い場所です。

約600m掘り進められており、関係者の見学なども行われているようです。

「日韓トンネル」には、青函トンネルの技術者だった人が携わっているとのこと。

③長崎県壱岐の日韓トンネル斜坑の場所

一番新しく掘られているのは、長崎県壱岐です。

すでに3万平方メートルの土地が取得され、調査が進められています。

そして、壱岐の馬の背海岸付近の丘にプレハブの現場事務所が設置されました(2021年7月)

斜坑掘削の本格工事を準備をはじめているようです。

現在(2023年11月)では、現場事務所のプレハブは確認できませんでした。

試掘の場所を変えたなど、何らかの理由で撤去もしくは移設されているようです。

基本的に日韓トンネルが掘られている場所は、海底に続くような海岸に近いところです。

いかにもどんどん海底に掘り進められそうな場所なのですが、実は、そのトンネルの長さの限界は取得した土地の範囲内ということになっているはずです(他人の土地に入る前に掘削終了)

そもそも日韓トンネルは何のため?メリットはある?

全世界を高速道路で結ぶ「国際ハイウエイプロジェクト」の一貫として「日韓トンネル」が建設されているそうです。

「日本と韓国の友好を深める」ことなどを目的にしているそうです。

ですが、

トンネルが無くても韓国には飛行機や船で手軽に行ける

そもそも日本から韓国へは現在でも手軽にいくことができます。

  • 高速ジェットホイルで約3時間(福岡博多港~釜山)
  • 飛行機ならソウルまで約1時間20分(福岡空港~ソウル空港)

一方、日韓トンネルなら?

日韓トンネルなら、費用と時間がかかり、しかも楽しさゼロ・・・

海底トンネル約230Kmを「自動車」で利用するというのなら?

  • 100Km/hで走っても最低でも2時間以上かかる!
  • 長いトンネルは景色が見えず楽しくない!危ない!
  • 数万円の高速代!(個人的な予想料金)

高速道路の料金もバカ高くなる(数万円?)でしょうし、トンネルを2時間も運転するなんてありえないとも思います(高速船や飛行機で行ったほうが数倍楽しい!!)

新幹線をという提言も追加されているようですが、実現性は乏しいようです。

まともに考えれば真っ暗闇のトンネルを走る新幹線より、飛行機を選ぶと思います。

ちなみに日本の第2青函トンネル構想(自動車用)は、約30Kmのトンネルで、普通自動車の利用料は約9,000円程度を想定しているそうです。それを考えれば日韓トンネルは数万円の料金でもおかしくないと思います。

日韓トンネル事業は誰が行なっている?

このように日韓トンネルはリアリティを伴わないため、実は、ある教団の資金集めに使われているのでは?という話もあるようです。

国際ハイウェイ財団が実施→なんと旧統一協会関連団体だった

日韓トンネル構想は、「国際ハイウェイ財団」という旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の関連団体(NPO法人)が行なっています(国際ハイウェイ財団HP

ちなみに「国際ハイウェイ財団」では、「日韓トンネル」の他にも「ベーリング海峡トンネル」なども構想してます。

そして、「日韓トンネル」は、旧統一教会がカネ集めのために使っていることが被害者の弁護士などから指摘されています。

なんと3億7千万円をだまされたと訴えた方もいるそうです(デイリー新潮

韓国・釜山市長選の公約にも掲げられていた

日本人の多くの方が「日韓トンネル」の実現には懐疑的であるのとは対象に、韓国では釜山市長選の公約として「日韓トンネルの建設」掲げている議員もいるようです。

釜山への観光収入をアップするというアピールだと思います。

アンケートではの62%以上の人が賛成!?

国際ハイウェイ財団によると、韓国国民の約62%以上の人が賛成しているということです。

釜山市1000人、釜山市以外の韓国国民1000人を対象にした本格的なアンケート調査

一方、日本人への意識調査では、約9割が反対しているそうです。

アンケート回答者の声としては?

  • 「絶対に嫌だ」
  • 「百害あって一利無しという言葉が大げさな例えではなく本当に当てはまる事案」
  • 「賛成している人がいて驚き」

といった否定的な声が大部分となっています。

Buzz+による300人へのアンケート調査(Buzz+

日本の議員も直接的・間接的にサポートしている

日本人の議員の中でも「日韓トンネル」に賛成の方や、実現に向けてサポートを行なっているという方もいるようです。

国際ハイウェイ財団HPには、日本の国会議員などが応援コメントしている動画も掲載されています。

ですが、

一部の議員の応援コメントは心からのものでは無いように感じます。

例えば、河村建夫氏はFNNの取材に対し、

  • 「ホームページのコメントは頼まれた」
  • 「日韓トンネルには賛成でも反対でもない」
  • 「課題が多く、難しい」

と答えています。

「日韓友好のため」という前向きな活動なのでコメントを求められれば「頑張ってください」という内容になるでしょう。

安倍元首相の教団へのコメント動画が、セミナーなどで活用されているのと似ているような気がします。

参考動画

YouTube

最後に→日韓海底トンネルはいらない!

このように「日韓トンネル」は、一見夢があるような話にも感じますが、少し考えれば現実と乖離した構想であることがわかります。

3箇所で試掘を行なっていることなどで現実性をアピールしていますが、その目的の希薄さや、採算性など、注意深く見守っていく必要がありそうです。

信者などに1mm5万円などの寄付も募っていた時期があるようです。

このような大風呂敷・アドバルーン的な話には最大限注意したほうがいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

新しい情報があれば随時更新していきたいと思っています。

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